潰れたままのティッシュボックス
こんにちは、あさきすです。
「潰れたままのティッシュボックス」に私は馴染みがあります。
それがどういうことかおわかりいただけるでしょうか。
もちろん中身は入っています。
潰れたままのティッシュボックスが意味するところは
「踏まれている」ということ。
ティッシュボックスは机の上にあるものではなく
それは、地面に置かれていた。ということ。
それはつまり、足の踏み場がないということ。
そして、かたちを直すことも施されておらず、それが常識ということ。
もちろん、誰かお客さんを呼ぶこともない。
潰れたティッシュボックスというひとつの物だけで
私の家庭環境の一端が垣間見えるかもしれない。
乱雑に散らかった部屋。
粗雑で、無神経で、声が大きい両親。
みっともなくて、友達を家に呼んだことが私はない。
「ひとを呼べる空間がいつか欲しい」
そう無意識に憧れる自分がどこかに生まれた気がする。
以上です。ありがとうございました。